ポジティブ育児メソッドは、0~10歳までの子育てで知っておきたい心理学を盛り込んだ育児メソッドです。

私が欧米の大学、大学院で学んだ心理学の知識やその後の育児支援の活動を踏まえ体系化しました。

ポジ育メソッドで大事にしているのは、バランスです。

どこまで寄り添うのが子どものためか。

これはとても迷うことが多く、寄り添わないのはもちろんダメですが、寄り添い過ぎても後々弊害が出てきてしまうことがよくあります。

たとえば、0歳の赤ちゃん時代にしていた接し方を、1歳、2歳…と続け、イヤイヤ期になって手に負えなくなってしまうのはよく見られるケースです。

絶対的依存期である0歳代は、親が赤ちゃんの訴えを感受性よく察知し、受け入れてあげることがカギになりますが、1歳を過ぎ、自分で動けるようになってからは、ダメなことを教えていくことも大事になってきます。

そこを、「怒ると傷つけるから」と叱らずにいたり、「いつか分かってくれる」としつけの場面に向き合わずにいると、イヤイヤ期以降、叱ってばかり、怒鳴ってばかりの毎日になってしまうことがよくあります。

「お家のルールを守る」という親子関係がそれまでにできていないことで、イヤイヤ期の自己主張の嵐に親が振り回されてしまうのです。

そういう状況を避けるために、ポジ育メソッドでは、「しっかり甘えさせつつも、しっかりしつけもする」

そんなさじ加減を重要視しています。

他のメソッドよりも、ルールの伝え方や行動改善の方法などに力を入れていることが特徴的かもしれません。

理想は、脱線を未然に防ぐことですが、脱線してしまった後の修正においても、子どもの心を傷つけずに行動を改善していく心理作戦を用いています。

それにより、子どもの自己肯定感や自己効力感を育みつつ、お家のルールを守ることも教えられ、ママ自身の自信アップにもつながります。

子どもだけでなく、ママにもポジティブなサイクルを生み出す効果が得られるのがポジ育メソッドです。

 

今現在、4つのテーマに分けて、知識を体系化していますが、

  1. 子どもの自己発達についての心理学
  2. 子どもの気質についての心理学
  3. ポジティブな発想力やコミュニケーションのための心理学
  4. 困った行動対策やしつけのための心理学

これが、私が長年育児支援をしてきて、「やっぱりこの4つが大事!」とつねづね感じているものになります。

育児相談室「ポジカフェ」で行なっている行動改善プログラムや育児ストレスケア、ポジ育ラボの心理学講座などは、すべてこのメソッドがベースになっています。

日本の育児は、ママに多くを頼るところがあり、少しグチを言おうものなら、「母親なのだから我慢しなさい」という空気が漂っています。私は、そんな「ママにやさしくない」日本の育児事情を、少しでもポジティブに変えていきたい、その思いで「子育てのための心理学」の普及に努めています。

  • 効果的な叱り方
  • 子どもが伸びるほめ方
  • ママのストレス、イライラ解消法

などは子育て心理学の得意分野。 すべてが、きちんとした心理学の研究や理論から導かれているので、ママ自身が納得し、自信を持ってお使いいただけるものばかりです。

「根性論で乗り切る子育て論はもうイヤ!」

「賢く育児をしていきたい」

というママ、ぜひ最新の心理学が活きたポジ育メソッドのノウハウを習得し、日々の育児にお役立てください!


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